当記事では、アイアンクラッド「廃棄デッキ」の構築例と攻略のコツについて紹介します。
「レベル3-彼方」のクリアはもちろん、心臓攻略も可能なデッキなので、攻略例の1つとして参考にしてみてください。
アイアンクラッド「廃棄デッキ」の概要と構築例
「廃棄デッキ」は、手札カードを廃棄することで効果を発揮するカードを使用し、有利に立ち回っていくコンセプトのデッキです。
他のデッキに比べてカードを切るタイミングが難しいですが、デッキ枚数が膨らんでも立ち回りやすく、雑に強いカードをピックしていくだけで強力なデッキに仕上がります。
また、ブロックを溜めてボディスラムで殴る「ブロックデッキ」、筋力を上げて殴る「筋力デッキ」など他のデッキコンセプトと併用していくことも可能。
応用の幅が広いので、上手くハマれば大抵のボスは苦戦せずに勝てます。
「廃棄デッキ」の必須・重要カード
ここからは、「廃棄デッキ」の必須・重要カードを紹介します。
セカンドウィンド
アタック以外の手札を廃棄し、廃棄した枚数×5~7のブロックを得るスキルカード。
状態異常や呪い、不用なスキルを廃棄しつつブロックを得られる優秀なカードなので、廃棄デッキを組むなら絶対に欲しいです。
ただ、使用するタイミングを間違えるとブロックを得られるカードが少なくなり、被ダメージが多くなります。
確実に敵を仕留められるという自信があるとき、状態異常が溢れているとき、デッキ圧縮を狙うときなどに使用しましょう。
やせ我慢
負傷を2枚を手札に加え、15~20ブロックを得られるスキルカード。
負傷を放置して捨て札に行くと後に手札に回ってくるので、廃棄カードの「不屈の闘志」もセットで採用したいですね。
不屈の闘志
手札を1枚廃棄して7~9ブロックを得るスキルカード。
アップグレードすれば任意のカードを廃棄できるので、前述した「やせ我慢」と相性が良いです。
無痛
カードを廃棄するたび、3~4ブロックを得るパワーカード。
「セカンドウィンド」や「霊魂切断」などの大量廃棄でまとまったブロックを稼げます。
廃棄デッキはコンセプトどおり廃棄するカードが多いので、常に安定したブロックを供給でき、被ダメージを減らすことが可能です。
闇の抱擁
カードを廃棄するたび、カードを1枚引くパワーカード。
アイアンクラッドは0エナジーの破棄カードが多いので、使用した分のカードをすぐに供給できます。
手札事故を起こしたときはセカンドウィンドで手札を廃棄し、すぐにカードを供給するといった動きもできるため、廃棄デッキではかなり重宝するカードです。
鬼火
手札をすべて廃棄し、廃棄したカードの枚数×7~10ダメージを与えるアタックカード。
バトルトランス(戦闘ハイ)で手札を増やして火力を出したり、状態異常カードを廃棄したりなど何かと使い勝手が良いカードです。
ただ、後先を考えずに使用するとブロックを稼ぎにくくなる可能性があるので、使用するタイミングは短期決戦が可能なときやデッキ圧縮したいときに限られます。
堕落
すべてのスキルカードを0エナジーで使用できる代償として、使用後に破棄するようになるパワーカード。
「無痛」や「闇の抱擁」などのカードと相性が良く、この2つのパワーカードを発動できていれば大体の戦闘は勝てます。
ただ、無計画に「堕落」を使用すると戦闘が長引いた場合にスキルカードが少なくなり、ブロックを得る手段がなくなる点には注意してください。
発掘(墓起こし)
廃棄されたカードを1枚手札に加えるスキルカード。
「不動(不透過)」や「鬼火」などの優秀なカードをリサイクルできるので、どんな場面でも腐りにくい優秀なカードです。
霊魂切断
アタック以外の手札を廃棄し、16~22ダメージを与えるアタックカード。
「セカンドウィンド」の攻撃バージョンですね。
ただ、こちらは2エナジー消費するカードなのでセカンドウィンドより重く、中盤以降は火力不足に陥りやすいです。
優先してピックするというよりは、「セカンドウィンドが出ないから取るか…」くらいの感覚で選択しましょう。
「廃棄デッキ」と相性の良いレリック
ここからは、「廃棄デッキ」と相性の良いレリックを紹介します。
古木の枝
カードを廃棄するたび、その枚数に応じてランダムなカードを手札に加えるレリック。
後先考えずに取得してしまうと、高コストのカードで溢れかえる危険性があるため、基本的には「堕落」と合わせて使用します。
医療キット
状態異常カードを0エナジーで廃棄できるようになるレリック。
「やせ我慢」を実質デメリットなしで利用できるだけでなく、堕落コンボで手札を補充できるようになります。
廃棄デッキを組まない場合でも活躍する優秀なレリックなので、お金に余裕があれば購入しておきたいですね。
カロンの遺灰
カードを廃棄するたび、敵全体に3ダメージを与えるレリック。
「セカンドウィンド」や「鬼火」と合わせると、雑魚敵が勝手に溶けていくくらいの火力が出ます。
苦痛の印
エナジー最大値を増やす代償として、2枚の「負傷」を山札に加えるレリック
廃棄を前提とした今回のデッキでは、山札に混ざる負傷はデメリットになりづらく、「不屈の闘志」などで廃棄してしまえばメリットに変わります。
ただ、戦闘開始時すぐに山札に負傷が混ざるため、2ターン目以降の手札事故率が上がる点には注意しましょう。
「苦痛の印」を取得するときは、「焦熱の契約」や「バトルトランス」などのドローソースで手札事故をカバーできるようにしておくと安心です。
「廃棄デッキ」で攻略するときのコツ
ここからは「廃棄デッキ」で攻略するときのコツについて紹介します。
「ブロック」軸も意識する
廃棄デッキは、基本的にブロックデッキとの相性も良いです。
UG済み「やせ我慢」からの「セカンドウィンド」を使用すれば、最低でも34ブロックを稼ぐことができ、「無痛」と合わせればさらにブロックを稼げます。
そこから「ボディスラム」でブロック値に等しいダメージを与えられるので、ブロック軸を意識するだけで総合的な火力が変わってくるでしょう。
ブロックを次ターン以降も引き継げる「バリケード」があれば、さらに安定感が増すのも強いです。
「堕落」の使用は慎重に
もし「堕落」をデッキに入れるなら、使用するタイミングを間違えないようにしましょう。
前述したとおり、「堕落」使用後はスキルカードがすべて廃棄されるようになるので、ブロックの獲得手段がなくなってしまう可能性があります。
レリック「古木の枝」があれば雑に使っていけるものの、堕落がきっかけで負けることもあるため運用には注意したいです。
特に「やせ我慢」と「セカンドウィンド」でブロックを稼いでいく場合、堕落との相性は最悪なので、廃棄デッキに慣れるまではピックしない方が上手くいくと思います。