当記事では、サイレントの「毒デッキ」の構築例と攻略のコツについて紹介します。
「レベル3-彼方」のクリアはもちろん、心臓攻略も可能なデッキなので、攻略例の1つとして参考にしてみてください。
サイレント「毒デッキ」の概要と構築例
「毒デッキ」は、敵に毒を付与して戦闘を進めていくデッキ構築です。
デバフの毒を付与すると、相手ターン開始時に数字の値に等しいダメージを与え、ターン経過で1ずつダメージが減少していくことが最大の特徴でしょう。
例えば、スキル「致死毒」で毒5を付与した場合、ターンが経過するごとに「5,4,3,2,1」とダメージが減少していきます。
最初の敵ターンは5ダメージ、次の敵ターンは4ダメージ…etc
つまり、自分から攻撃しなくても持続ダメージを与えられるということですね。
毒は重ね掛けすることができるため、毒50にすればそれ以降のターンは[50,49,48]といった具合に安定した火力を出すことが可能です。
「毒デッキ」の必須・重要カード
ここからは、「毒デッキ」の必須・重要カードを紹介します。
毒の一刺し
6〜8ダメージを与えつつ、相手に3〜4の毒を付与できるアタックカード。
アップグレードなしでも「ストライク」と同じダメージを稼げるので、ストライクを消しつつ毒の一刺しを集めたいですね。
低コストなので「破滅」と組み合わせやすく、採用しても腐ることがありません。
致死毒
5〜7の毒を付与するスキルカード。
1コストで使い勝手が良く、シンプルな効果の割にダメージ総量がとても多いです。
どんなデッキに組み込んでも強いので、序盤でデッキコンセプトが固まっていないときにピックしやすいのも嬉しいですね。
劇毒
敵全体に4〜7の毒を付与し、脱力2を与えるスキルカード。
「致死毒」の全体バージョンですね。
コストがやや重いですが、敵全体のアーティファクトを剥がすのに役立ちます。
エリートのセントリー、ボスのデカ&ドヌーに対して有利に動けるため、1枚あると意外と便利です。
触媒
相手に付与された毒を2〜3倍にするスキルカード。
毒デッキにおけるキーカードと呼べるカードで、これがないと毒デッキの真価を発揮できません。
長期戦になりやすい毒デッキで短期戦に持ち込めるのはもちろん、大量の毒を稼いで後は防御に専念するという戦い方もできます。
破滅
7〜10ダメージを与え、毒である場合は7〜10の追加ダメージを与えるアタックカード。
1コストで最大20ダメージ与えられる優秀なカードです。
1ステージ目で取れるとボスを楽に倒せるので、毒デッキを組むことを決めているならピックしておきましょう。
ただ、他のカードのように優先してピックするようなカードではなく、2ステージ目以降で取るとあんまり強さを感じられないと思いますね。
バウンドフラスコ(跳ねるフラスコ)
ランダムな敵に毒3を3〜4回付与するスキルカード。
敵が1体のときはまとまった毒を付与することができるだけでなく、アーティストを剥がすことにも役立ちます。
敵が複数体いるときは安定しにくいですが、状況によってはメインウェポンになり得る強力なカードです。
死体爆破
指定した敵に毒を付与し、その敵が死亡したときに敵全体に対象の最大HPに等しいダメージを与えるカード。
対複数に弱い毒デッキの弱点をカバーでき、ミニオンなどを除去しつつダメージも与えられます。
デカ&ドヌーのような複数体のボスにも刺さるので、機会があれば優先的にピックしましょう。
有毒ガス
ターン開始時、敵全体に毒2〜3を与えるパワーカード。
効果が小さく火力は見込めませんが、アーティファクトを剥がすのに有効です。
1コストという取り回しの良さも魅力的ですし、極論このカードを使用後ずっとブロックしていれば勝てるため、低い階層で獲得できれば安定性が上がります。
猛毒の仕込み
アタックカードでダメージを与えるたび、対象に毒1を付与するパワーカード。
ナイフ軸のデッキに組み込みやすく、序盤に出ても終盤に出ても嬉しいカードです。
「毒デッキ」と相性の良いレリック
ここからは、「毒デッキ」と相性の良いレリックについて紹介します。
スネッコスカル(ヘビヤモリの頭蓋骨)
敵に毒を与えるたびに、追加で毒を1付与するレリック。
レアリティが「コモン」なので比較的に入手しやすく、安定して毒の火力を上げられます。
ねじれた漏斗
戦闘開始時、敵全体に対して毒4を付与するレリック。
スネッコスカルの効果も乗りますし、敵のアーティファクト剥がしにも役立ちます。
低HPのザコが複数体出てくる序盤のステージで取れれば、被弾を最小限に抑えて攻略可能です。
ただ、ショップ限定レリックなので、他に欲しいカードがある場合は優先して取る必要はありません。
ベルベットチョーカー
エナジーの最大値が上昇する代わりに、1ターンに6枚までしかカードを使えなくなるレリック。
かなりキツく感じるかもしれませんが、毒デッキは毒を与えればアタックカードを使用しなくてもダメージを稼げるので、そもそも6枚を超えることが少ないです。
1エナジーの「致死毒」を使用して、残りをブロックを稼いでいくだけで敵を倒せます。
「毒デッキ」で攻略するときのコツ
ここからは、「毒デッキ」で攻略するときのコツについて紹介します。
長期戦はできるだけ避ける
デッキコンセプト的に毒デッキは、長期戦になりやすい傾向にあります。
ただ、このゲームは戦闘が長引くほど不利になるゲームデザインになっているので、毒を2倍にする「触媒」やその他のアタックカードで火力を上げていくことを忘れないようにしましょう。
戦闘が長引くと敵が筋力を獲得して火力が上がった結果、攻撃をブロックできなくなったり、状態異常カードが混ざってデッキ回しに支障を来したりします。
アーティファクトを剥がす手段を持っておく
毒デッキは、状態異常を防ぐ「アーティファクト」を持つ敵と相性が悪いです。
毒の付与を防がれると、火力を上げる事前準備に時間がかかる(デッキの立ち上がりが遅くなる)ため、アーティファクトを剥がす手段を持っておきましょう。
例えば、全体に状態異常をばらまける「金切り声」や「劇毒」、「有毒ガス」などをピックしておくと便利です。
レリックであれば、敵全体に弱体1を与える「ビー玉袋」なども良いと思います。